シリアに散る華

またしても紛争地域を取材する報道人が亡くなった。

シリアでも綺麗な星空が見えているはずだろうに。



きっと子どものふざけあいから、大げんかになるのと同じように、

「相手が強く叩いたから、より強く殴った」かのよう。


紛争やましてや戦争は、いくら国内事情や、

自らの保身のためにといって、それは良くないと思う。



尊敬する亡くなった戦場カメラマンの多くが、

子どもたちを撮影していて、

脳みそが精神がそういうものを撮らせるのだとも思う。


山本さんが撮影した赤ん坊で、日本語でつぶやくように「かわいい」と、

発した言葉は紛争地域を取材する人ではなく、

一女性のつぶやきとして泣けてしまう。



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紛争や戦争なんて、なんて？、

子どものじゃれ合いから大げんかになるのと同じで、

消せる火の間に消さないと大事になると思う。

シリアで散った華が、

どれだけいがみ合う事の無意味さや、

残された家族の悲しみを伝えるには余るほど十分なハズなのに、

それと逆行している事態になりつつあるのが、気にかかる。

ただ単に個人的な気がかりなら良いのだけど...。



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国後島にも、

尖閣列島でも、

竹島にも、

シリアでも、

もめてる紛争地域にも、

綺麗な空があって満ち欠けする月だって見えるはず。

「それらへ行って見てこいよ」と、言われたら、行っちゃうな、きっと。