ショーゲキ

昨夜の事だけど…
家に帰ろうとしたら、ハナチャが座って待っていた。
T「なに？忠犬さんにでもなろうと企んでますの？」
と顔を覗き込むと、目はいつになく軸がブレずに一点を見ている。
そのうち、茂みの方に歩み寄り唸ってる。
T「ネズミ？」
と、行動を見ていると茂みから猫が出てきた。
その猫のカラーリングが、ハナチャにそっくりなんだけど…痩せてる。と言うより、若い。

ハナチャの兄姉？弟妹？ハナチャの子？

お願いだから、これ以上ここに居付かないでね、去勢・避妊しちゃうぞ。

モッコウバラの木の下で。

梅雨の陽気でどこに居ても不快感指数が高いらしい。なので、快適な場所をみつけたらしいっぽい。

ハナチャが、いない

　朝、ご飯をせがみにくるやまささ+そら+ハナチャ。

　なのに、今朝はハナチャの声がしない。

　ここ最近日の出が早いので、ご飯も６時半過ぎになる。
T「どこかで日向ぼっこでもしているのだろう、たまにあることだし９時過ぎになればやってくるだろう...。」
と、思っていてもどこか（ストーカーのくせに）淋しモノがある。

T「そういえば、昨夜も声がしなかったな...。」


　いろいろ思うところがあって考えていたら...

　「さあ仕事を！」と車に向かってびっくり。
　車の中にいるではないか！！






H「ども！」
T「おいおい」





　後部座席の足下に、団子になって寝ていた。

　考えてみると、車の中に入ることは多々あった。

　天気が良いので車の窓を開け放ち、夜気がついて閉める。そのときにハナチャは、慌てて逃げ出る...。

　昨日も、そうだった。

　でも、夜はラジオもつけて窓を閉めたのだから、ハナチャは気がついて、外に逃げ出ても良いはずなのに...。

　朝から出掛けて一日気がつかなかったら、どうなっていたことか...。

　窓はちゃんと閉めるように、中を確認してから閉めるようにしよう。


　しかしながら、ハナチャは大物である。
　ドアを開けるまで寝ており、大きなあくびをして車から降りてきた...。
H「良いホテルで一つ星かしら♪ルームサービスがないのが、イタイのよね。」

ゲロッパ！

　ハナチャが、ゲロッパしたようだ。

　いつも食べてるカリカリが少し消化された感じで在った。

　よくよく見てみると、なにやら混ざってる。毛玉か？と、思いながら水で洗い流してみると...







　説明しよう...

　はじめは何を食べたのかわからなかった。うろこっぽい皮膚があったので魚？と思ってみたけど、決定打はシッポ。どうやらトカゲを食べたようだ。

　後ろ足２本、胴体、しっぽ。




　どれかが、胃に優しくなかったんだろうか。

T「胃薬を飲むより、虫下しを飲んだ方がいいんじゃね〜の？」
H「処方してくれるかしらん♪」
T「つーよりさ、ご飯の後のつまみ食いというか、デザートというか...根本的にそれを止めたら？」
H「ABだしぃ〜♪」
T「ABって？」
H「甘いモノは別腹...のAB。」
T「トカゲは、甘くないし...。」
H「あらん、やだわ、人間様ってこれだもの。食後のおやつには、トカゲが流行なのよ♪」
T「いやいやいや、それは、ないから！！」
H「美味しいのに、るん♪」

H「はあい、アタシよ♪」

H「はあい、アタシ、ハナチャよ♪みんな元気？今日は、暑いぐらいよ。」






H「みんな、どこかお出かけになったかしらん？アタシはね、日向ぼっこよ。これが気持ちいいのよ、るん♪」

ハナチャとヘビイチゴ

毎日、毎食ハナチャの食べる様子を見ているのだけど…。
ヘビイチゴが大盛況！

かなりイイ感じで成ってる。
T「どよ、食後のデザートに！」
H「あらん、フルーツの盛り合わせにしてくれなきゃイヤだわ。メロンとパイナップルは必須よ♪」
T「トロピカルか！」
H「るん♪」

ハナチャの真実...

この男、もとい、このオカマ、やはり只者ではない。


トテトテトテトテ、


H「とーさぁ〜〜〜ん」






H「ねえねえねえねえねえ、すりすりすり」







H「ごろん！！すりすりすりすり」

T「...、...、...、...、...、...。」



このハナチャ、隣のお家では何と呼ばれているか...。

とらきち

だそうです。


隣「おお〜い！とらきち！！うるさいぞ〜ぉ！！」

だって(^o^)