ささの警戒心

　張り詰めた緊張感は、どうやっても緩和されず....

　時間が経てば、自然に解決するのだろう。


　そもそも、ささは、異常なぐらい「ゴロゴロ」が大きい音で聞こえる。腕を伸ばしただけでも「ゴロゴロ」を言い、ブラッシングでもしようものなら、ゴロンと横になってより一層大きく「ゴロゴロ」を言うのだが...

　昨夜も今朝も、ささの「ゴロゴロ」を聞いていない。

　ささが右に動けば、そらも右に動く。すると、ささは「しゃぁぁぁ～～～」と威嚇し、びびるそら。べろべろ舐めて欲しかったんだろう。いつもなら、とーちゃんの手はあまり好きじゃないのに寄って「スリスリ」はしてくる。
　今朝もささの「ごは～ん！！」の声が無く、寝坊しかけたけれど...

そらは、病院でいろんなニオイを付けてきたのか、ささは、そらをメスと思っていたのが、実は自分と同じオスと言うことが判明したから自己嫌悪を隠すための威嚇なのか...。

　自分だって「た○とりネコ」なのに...